先代は、夢を追って石川県から裸一貫大阪に出てきて、銭湯経営を学ぶため奉公人として働き始めました。
昭和38年に白玉湯(現ユートピア白玉温泉)を譲り受け創業開始、その間に2度の新築建て替えを経て現在に至りました。
苦難を乗り越え借金返済、利益のほとんどを銭湯に投資して、贅沢する事もなく銭湯一筋な人間でした。
そんな先代の背中を見ながら育った幼少期の思い出は、銭湯は遊ぶところ勘違いして暴れまくったことです。
先代社長
現社長の幼少期
下の写真は、一度目の新築当時の浴室の写真です。
左が女湯で、右が男湯です。タイル壁面には、当時流行していた銭湯絵が描かれています。
当時の女湯
当時の男湯
最後の写真は、43年前の駐車場です。
現在のユートピア白玉温泉の、女湯スペース部分は当時駐車場でした
令和の今とさほど変わらぬ月極駐車代に驚きますl
そして、奥にある廃材の山に注目して頂きたいです!
燃料費を削減して借金返済に充てがうために、家族総出で整理整頓し、積み上げた廃材です、釜焚きに明け暮れた時の宝の山です。
この風景こそ原点であり、後継者に継承されることを望みます。
2代目社長 北出守
当時の駐車場